ぎっくり背中(背中の痛み)
・背中の痛みで姿勢をまっすぐ保てない
・痛みで寝返りをうつのも辛い
・動作のたびに背中に激痛が走る
・腕を挙げるときに背中が痛む
・くしゃみや咳が辛い
ぎっくり背中(背中の痛み)って何?
ギックリ背中は背中の筋肉の微細な損傷もしくは、胸椎(背中の背骨)の椎間板の微細な損傷と考えられます。筋肉、椎間板ともにより大きな損傷が起こると肉離れ、椎間板ヘルニアとなりますが、言うなればその子供がギックリ背中です。
元々疲労が蓄積した状態で筋肉が硬くなっている状態で急激に激しい動きをしたときに筋繊維が損傷してしまったり、体幹の筋肉が疲労や弱化で背骨を支えきれていない状態の時に背中をひねる、前にかがめるなどの動作をしたときに椎間板を損傷します。
発生初期は、安静にして痛みの出ない体勢でいることが重要です。炎症が起こっている場合もありますので、アイシングや湿布を使うことも回復を早めます。
しかし、2日以上の安静は筋力が低下してしまいますので2日目からは痛みがあっても出来る範囲で寝たきりの状態から抜け出して動くようにしたほうが回復が早くなります。
2日目にも起き上がれないほどの痛みの場合、他になにか重大な疾患がある場合も考えられますので病院の受診をお勧めします。
ほとんどの場合、1~3日目までが痛みのピークでその後は次第に痛みが減ってきます。
しかし、痛みが減ってきて感じなくなっても背部の筋肉の硬直、体幹の筋疲労や弱化があるとまたしばらくして痛みを再発することも考えられます。ギックリ背中の治療には原因となっている元を解消しなければなりません
ぎっくり背中(背中の痛み)の主な症状
1、一定角度に身体を傾けると痛みが生じる
2、背中が反れない、身体を起こせない
3、呼吸時に痛む
4、動かずと辛い、急に背中に痛みが出た
★重症化している場合は、浅く呼吸する傾向にあります
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
「背中」の痛みは
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
背中の痛みは怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
背中の痛みを経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
ぎっくり背中(背中の痛み) 再発予防
・猫背や反り腰などの不良姿勢を改善し、背中にかかる負担を軽減する
・背中やふくらはぎにたまっている老廃物を定期的に流していく
・体重を落として、腰にかかる負担を軽減する
・適度な運動を行う(ふくらはぎ、腰まわりのストレッチ)
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
背中の痛みの方は、背中、腰、ふくらはぎに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。